透過法と浸漬法〜コーヒーの淹れ方分類〜

2018年6月4日

どうもコーヒーブロガー@gonsaemonです。

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カフェちゃんとブレークタイム53話はコーヒーの淹れ方の分類です。

透過法と浸漬法

コーヒーを抽出するやり方として、透過法と浸漬法があります。

その一つ、透過法は粉をお湯にかけ抽出します。

ペーパードリップ、エスプレッソ、水出しコーヒーなどです。

コーヒー成分の良い所をうまく抽出できるため調整のしやすさがあります。

もう一つ、浸漬法は粉をお湯に浸し抽出したものを注ぐものです。

サイフォン、イブリック、パーコレーターなどです。

浸漬法はダイレクトにコーヒー成分が出るため調整し辛いですが、豆本来の味わいが楽しめます。

メリタ式ドリッパーの例外

ペーパードリップは透過法にあたりますが、一つ穴のメリタ式は例外として浸漬法にあたります。

なのでメリタ式は、蒸らしを行ったあと抽出時に多めにお湯をドリッパーにそそぐのですね。

湯量をサーバーでなくドリッパーの目盛りに合わせるのはその為です。

これを理解しておけば、一つ穴のメリタ式のおいしい淹れ方がわかります。
メリタ式コーヒーの美味しい淹れ方 | コーヒープリーズ!

浸漬法、透過法に適した焙煎、挽き

浸漬法、透過法に適した焙煎や挽きは分かれておらず、器具によって適した焙煎や挽きがあります。

透過法
ペーパードリップ→オールラウンド、中細挽き
エスプレッソ→深煎り、極細挽き
水出しコーヒー→深煎り、細挽き

浸漬法
サイフォン→中〜深煎り、中挽き
イブリック→深煎り、極細挽き
パーコレーター→深煎り、粗挽き

器具が違うと適した焙煎度合いや挽き具合も変わってくるということです。

浸漬法と透過法、どっちが美味いの?

浸漬法は良くも悪くも、豆本来の味が楽しめます。

透過法は豆の味を効率的に引き出そう、という抽出方法です。

豆の味を引き出してくれる二つの方式を知っておけば、自分が持っている器具でどうやって美味しく淹れることができるかがわかります。

同じ豆でも抽出方法で味は変わるので、いろいろ試してみてください。

もう少し読む→浸漬式と透過式とではどっちが美味い?