スペシャリティとコモディティ

はじめに

そのコーヒーはスペシャリティー?(1)

そのコーヒーはスペシャリティー?(2)

そのコーヒーはスペシャリティー?(3)

この記事がめちゃくちゃ面白かったので、スペシャリティとコモディティの違いを説明します。

スペシャリティコーヒーってなに?

スペシャリティコーヒーが一番わかりやすいのがCOE-カップオブエクセレンス-に入賞したグレードの高いコーヒーです。

厳しいカッピングテストを重ね、味や品質が保証された品種です。

この場合、コロンビア、ブラジル、等でなく、ゲイシャ・エスメラルダなど、地方や農園名まで表記されます。

お米で例える天堂先生。

日本産ではなく、コシヒカリ。豆の形状や品種で語られるものが上質である証なのです。

!?!?!?

スペシャリティコーヒーというのは、産地、形状、特性を加味した一般的品種を越えた、特Aクラスの豆のことをいいます。

COEがどれだけすごいか、わかっていただけましたでしょうか?

スペシャリティの取引事情

また、輸入事情も変わってきます。

コモディティは先物取引として市場で扱われ、商社が輸入します。

スペシャリティコーヒーは画一的に的に先物取引としての「コーヒー」とは区別されず、農地毎、もしくはCOEを通して売買がされます。

最近ではネットオークションでも取り扱われ、徐々に浸透していっています。

それでも、コモディティとの比率は明らかに少ないですね。

スペシャリティコーヒーを飲むには

まず、スペシャリティコーヒーである事を確認しなければなりません。

スペシャリティコーヒーは未だ知名度が低く、なんとなく上質であればスペシャリティ、もしくはスペシャルティと銘打っておけばいいやと考える人もいるからです。

スペシャリティコーヒーである確証方法の一つに、カップオブエクセレンスがあります。

COEお墨付きのスペシャリティコーヒーですが、楽天市場は加藤珈琲店で販売されています。

COE認証の豆の買い付けが得意な加藤珈琲店はスペシャリティコーヒー専門店とのことです。

COEマークが付いていたり、「○○年入賞」といった文言があればだいたいがスペシャルティコーヒーでしょう。

さいごに

スペシャルティコーヒーはまだまだ知名度が低いです。

個人の味覚にも評価は左右されるので、どの豆が一番美味いかは個人に依るものです。

しかし、販売側が正当な評価をされていないコーヒー豆を、スペシャルティと銘打っていると、本当のスペシャルティコーヒーの知名度はあがりません。

なので、コーヒーをもっと知りたい、極めたい方は是非スペシャルティコーヒーを飲むべきです。

こうは、思われたくないですからね。

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