コーヒー人生すべてを賭ける!「UCC ブルボンポワントゥ」
UCCが年に一度、限定販売される「ブルボンポワントゥ」を飲んできました。
コーヒー1杯に2500円かける価値あり!!!
ブルボンポワントゥってなに?
1700年代、ブルボン島(現レユニオン島)にて栽培された品種です。
サイクロン等天災や、ナポレオン戦争により収穫量が減り、1942年にはすべて途絶えてしまった幻のコーヒーですが、UCCが1996年から再生プロジェクトを立ち上げ、2006年に復活をとげました。
今年で10周年。収穫祭やコーヒー感謝祭といったイベントを経てついに全国で発売されることとなりました。
ポワントゥとは「とがった」という意味で、コーヒー豆、コーヒーチェリー、葉、木の形状といったコーヒーの木そのものがとがった形状をしていることから、その名がつけられました。
ブルボンポワントゥってそんなにすごいの?
コーヒーの木の形状もさることながら、豆は密度が高く、カフェイン含有量が通常の半分以下、甘さが2倍近く高いという魅力的なシロモノなのです。
また、UCCが7年かけてやっと再生できたという気難しさがあります。
豆の密度が高く焙煎度合が難しい。焼いてもなかなか爆ぜなくて、焙煎士たちはかなり苦労されたといいます。
栽培から焙煎まで、とてつもなく長い道のりがあったと思います。
それで、ブルボンポワントゥはおいしかったの?
いままで飲んだことない、とてもフレッシュな味わいでした!!
私が行った「カフェラ神戸大丸店」ではフレンチプレスで淹れてくれました。
色は少し薄めな赤茶色が混じった感じ。
コーヒーの香りが強く、すこし甘味のある匂いです。
苦みはさほどなく、酸味が強いシャープなキレがあります。
ほんのり甘い口当たりがアクセントで、刺々しさはあまりありません。
なにより驚いたのが、舌触りがまろやかで後に舌触りが残りません。
酸味が強い品種に特有な「渋み」がないのです。
これは2500円払って飲む価値はありますよ!!
ブルボンポワントゥってどこで買えるの?
UCCカフェメルカードやカフェノバールといった各UCC直営店で豆の販売があります。
店舗によってはその場で豆を挽いてくれるところもあるかもしれません。一度各店舗に尋ねてみるといいでしょう。
また、UCCのネット通販「ほの珈琲」でも取扱いがあります。
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ただ、現在売り切れです。
ブルボンポワントゥが飲めるカフェは全国各地の「限定店舗」のみなので、こちらのサイトを見て最寄りを探すのが良いです。
ちなみに兵庫県では西宮市は阪急苦楽園口の「上島珈琲店本店」か神戸三ノ宮は「カフェラ神戸大丸店」でカフェの取り扱いがあります!
上島珈琲店 本店|上島珈琲店|店舗検索|ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社
カフェラ 大丸神戸店|カフェラ|店舗検索|ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社
また、UCC本社隣接の「UCCコーヒー博物館」内喫茶店コーヒーロードでは、1日限定5杯でブルボンポワントゥが飲めます。
博物館見学のお土産に頼みましょうね!!
おわりに
ブルボンポワントゥのご紹介でした。
1500円のコーヒーは高いか?という記事も過去に書きましたが、2500円のブルボンポワントゥはそんな疑問を吹き飛ばす位の衝撃です。
いちどめちゃくちゃ上質なコーヒーを飲みたいなあ。旬のコーヒーを飲んでみたい。という方は必ず飲みに行きましょう!
貴重な品種なのですぐになくなってしまうと思います。
きになったらいそげ!!!
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