入店拒否!?サウジアラビアの風俗とコーヒー

2019年10月5日

※この記事は2016年の記事について紹介しています。

サウジアラビアのスターバックスにおいて、男女の仕切り壁が壊れたため女性の入店を禁止したという記事をみました。

サウジアラビアのスタバ、一時的に女性入店を禁止。それを外国人が批判する権利はあるか?

男女平等の見方からしたらありえない話ですが、どうやらサウジアラビアではよくある話のようです。

サウジアラビアではシャリーアという法律を用いています。イスラム教で厳格なワッハーブ派に位置している法律なのです。

サウジアラビアの社会通念では女性が子供を産み育てることは人間としての義務であると考えられている。このため、まず結婚して子供を持たないと社会人とは認められない。そのため不妊の女性は大変な差別を受けるので不妊治療に大きな労力が払われているが、無理をしてでも子供を生もうとして子宮移植などの危険な処置が行われることもある。

wikipediaより

女性は公的な場面から完全に排除されている。女性による車の運転や近親者による付き添いなしでの外出は禁止されている。また外出時には必ずヒジャーブを身に着けねばならない。遺産相続も男性の半分であり、公的な権限を行使するためには父親、夫、兄弟などの男性の代理人を介さねばならない。一夫多妻制が認められており、安易な離婚や家庭内暴力も問題となっている。

wikipediaより

性風俗はおろか娯楽でさえも制限されるのですね。

シャリーアでは娯楽どころか、仕事でも制限されます。

サウジアラビア、コーヒーショップで打ち合わせをした女性を逮捕

要は
1:いかなる理由においても、公共の場での親族以外の男女と会うことの禁止している
2:公共の場では1になる恐れのないような空間を作る必要がある
3:その一つとして作られた男女の仕切りが壊れた
ということです。

ハフィントンポストには「家族用のスペース」との表記があります。

これはどういうことか調べ尽くせなかったので想像ですが、男性スペースと女性スペース、家族スペースが仕切られているのかなあと思います。

宗教上の問題なので個人として意見はしないですが、サウジアラビアもなかなか難しい国ですね…

ところで、サウジアラビアのスターバックスもアラビアンコーヒーを使用しているのですかね?

アラビアンコーヒー

作り方はターキッシュコーヒーに似ていますが、砂糖を入れてない為結構苦そう。

それとも、豆自体が甘いのかな。

そもそも、サウジアラビアにスターバックスがあるのがはじめて知りました。

他国のコーヒー事情って面白いですね。