コーヒーの仕事って何があるの?コーヒーと働き方を考える

2018年4月24日

どうもコーヒーブロガー@gonsemonです。

大学生のころ、コーヒーが好きすぎて「コーヒー関係に働きたい」とまで思っていました。

その時は深く調べもせずに就職活動を行って失敗し、今はコーヒーと全く違う職場で働いています。

それでブログに落ち着いたのですが、これから就職活動を控える皆さまには同じ失敗をして欲しくありません。

というわけで今回はコーヒー関係の仕事について書こうと思います。

コーヒー関連の会社は多角化しているので、しっかりと下調べすることをおすすめします。

コーヒーの仕事って何があるの?

コーヒーの仕事を挙げていきます。

大きく分けて
「コーヒー豆を仕入れる」
「コーヒー豆を販売する」
「コーヒーを提供する」
「コーヒーに関連する機械をつくる」

という業者があります。

コーヒー豆を生産する・仕入れる

コーヒー生産業者

農園でコーヒーノキを栽培し、コーヒー豆を生産する業者です。

コーヒーノキは日本での栽培は難しく、赤道周辺の諸外国での生産となります。

例外として、沖縄や九州の一部でコーヒー豆の栽培がおこなわれています。

国産コーヒーが手元に来る日はそう遠くないかもしれません。

例)FNCコロンビアコーヒー生産者連合会

コーヒー輸入業者

生産国へ行き、農園で買い付けを行う商社です。

買い付け方法はオークションや直接買付等さまざまです。

生豆をどのくらいの規模で仕入れるか、生産ペースはどうか。

空輸・海輸どれが品質を落とさずに輸入できるかなど、数多くの苦難やミッションがあります。

例)石光商事株式会社

コーヒー豆を提供する

輸入したコーヒー豆を販売する業者です。

焙煎士

生豆を焙煎することで美味しいコーヒーが出来上がります。

国や品種によって理想的な焙煎度合が変ってきます。

また、浅煎りや深煎りなど、消費者の焙煎度合へのニーズも高まっています。

焙煎士は、各生豆の特性を把握しコーヒーの味を引き出すような焙煎を行う職人です。

例)株式会社 土居珈琲

コーヒー販売業者(メーカー)

仕入れたコーヒー豆を焙煎し、粉にした状態(レギュラーコーヒー)で販売する業者です。

焙煎士との違いは、レギュラーコーヒーだけでなくインスタントコーヒーやリキッドコーヒーなどのコーヒー商品を製造することです。

例)味の素AGF株式会社

コーヒーカップで提供する

先ほどはコーヒー豆の製造、販売でしたが、このセクションではコーヒーカップでの提供を行う業種です。

コーヒー関連の花形とも言えます。

バリスタ

イタリアで「バール」、要はバーにで従する人です。

コーヒーだけでなく、お酒の知識も必要な他、お客を楽しませるトーク力や雰囲気づくり、アレンジコーヒーなどの独創性も必要です。

カフェ従業員

純喫茶やカフェで働いている方です。

直接お客と面する仕事で、ハンドドリップなどの技術も必要です。

カフェ経営者

カフェを経営する人です。

直接お客と面することは少ないですが、コンセプトや立地など、コンサルティングのようなこともできます。

カフェ従業員はアルバイト、スタッフとしても人気です。

コーヒーマシンで提供しているカフェであれば技術がなくても仕事をこなすことができます。

ハンドドリップの技術を学んだり、能力を発揮して活躍できたりもします。

大きな大会に向けての練習もでき、良いフィールドですね。

卸・物流関係

カフェには、コーヒーや空間だけでなく調理のための道具やアメニティも必要です。

コーヒー豆やアメニティを仕入れ、カフェに卸す販売・物流業者も大切です。

例)上島珈琲貿易株式会社

機械メーカー

コーヒーを焙煎する、挽く、淹れるなど、人力では限界があります。

業務用の機械を製造、販売しているメーカーです。

もちろん、家庭用の機械も販売しているメーカーもあります。

ラッキーコーヒーマシン株式会社

各ジャンルを超えて事業を行っている企業もある

直接農園まで出向き買い付けをし、自家焙煎で豆を売る販売業者もあれば、カフェ事業から始まりノウハウをたくわえて卸商社とコンサルティングを行う企業もあります。

ひとつのことだけでなく、多方面で活躍する企業もあるため、希望する業種だで行える状況はあまりないかもしれませんね。

UCCなどのグループ会社は各ジャンルで会社を分けていますが、出向の可能性もあります。

コーヒーといっても、働き口は様々ですね。

コーヒー業界で働くに必要な能力

コーヒー業界で働くに必要な能力は何でしょうか。

まず、コーヒー豆は自国では生産ができない以上、英語が必要になります。

COE(カップオブエクセレンス)企画はサイト自体が英語ですし、コーヒー業界はグローバルです。

また、商社であればカフェのニーズにこたえられるような商品知識やチームで行う業務もあるのでコミュニケーション力。

カフェ事業者では粗利の計算やお客とのコミュニケーション力、商品を迅速に、安定した品質で提供できる段取り力も必要です。

人によっては得意不得意があるので、自己分析を行い、働きたい業種と照らし合わせてみましょう。

自己PRなども踏まえて考えてみるのもひとつです。

コーヒーのメディアも有効

近年、youtubeでの動画配信や、ブログメディアでの情報発信が容易になっています。

広告収入を期待したり、企業案件を募集したりすることで情報発信で収入をえることもできます。

他の業種にも言えることですが、働くこと自体多角化していますね。

おわりに

以上、コーヒーと働き方でした。

コーヒー関連で働くといっても、内容は様々ですので、本当に自分のしたい事は何かをよく考えていきましょう。

自分のやりたいことをする為には何が必要なのかを考えることも大切です。

少しでも参考になればと思います。