ローソンのウチカフェサブスク、めちゃくちゃ効果あったみたい!

2023年9月27日

以前ブログで書いたローソンのウチカフェサブスクを書きました。

ローソンでコーヒーサブスク!愛知で試験販売

日にちが経ち期間中どうだったか、のマーケティング記事を見つけました。

日経Xトレンドさんにて記事がありましたので共有します。

ローソン「コーヒーサブスク」通信簿 "週1回"来店増の衝撃

ローソンのいれたてコーヒーが"半額近く"で毎日飲める――。2023年4~7月、愛知県内の約620店舗で実証実験を行ったコーヒーのサブスクリプションサービスが、想定以上の効果を上げたという。利用者の1カ月当たりの来店回数は約3.6回増え、「かなりインパクトがある数字」と、ローソン担当者は驚きを隠さない。強烈な来店動機になり得るコーヒーサブスクの未来を、ローソンに聞いた。

客数増加!効果アリ!!

日経Xトレンドさんの記事によると、サブスク利用の来店客数は1ヶ月あたり3.6回増えたとのことです。

これはめちゃくちゃすごいことです。

増えたということより、マーケティング的にもすごいことです。

1・客数増により機会が増える

客単価は減ったようですが、客数が増える=機会が増えるということです。

今後サブスクがレギュラー化すれば他のエリアでも同じような客数増加・単価減が発生するかもしれません。

しかしそれがコーヒーサブスクによるものだとすれば、いずれ「無料を享受するだけの客」は減っていきます。

そうなれば次に待っているのはコーヒーと一緒に買える商品への誘導です。

点数も増えれば客単価へ繋がるので、その時は客単価減でも将来は客単価増に期待できます。

2・購買者データが取得できる

コーヒーサブスクはアプリのQRコードを通すことで利用できます。

故に会員情報や購入履歴を取得することができるのですが、その際にコーヒーと何を買うかという情報もあります。

コーヒーと関係ない商品であれば「別の買い物のついで利用」や「新規客」、コーヒーとお菓子であれば「菓子のインプレッション(視られること)増加」、また、購入時間や購入日の間隔もわかります。

コーヒーサブスクによる来客目的がわかるので、次なる企画への手がかりになります。

改めて考えると、コーヒーサブスクってマーケティングにも役立つんですね

他県での影響はどうか

今回は愛知県だけの試験販売でしたが、全国展開するとして他県ではどうなるでしょうか。

都心では一見客、つまりコーヒーだけの利用が増えずコストだけ増える可能性もあります。

毎日のルーティンではなく、待ち合わせ等たまたま通りかかった際の利用だと月に毎日は利用しないので、そういった方は逆にコスパ悪くなってしまう可能性がある。

そういう方には刺さらず、固定客が濃くなるだけで客数がはっきり増えるわけではないですね。

郊外ではわざわざコーヒーだけのためにローソンへ行くか?車を使うならお気に入りのカフェに行くのでは?とそもそも効果があるかどうかわかりません。

モーニング文化があり、ひいてはコーヒーを飲むルーティンが形成されている愛知県ならではの結果なのかもしれません。

終わりに

というわけで、ローソンサブスクの結果の記事紹介でした。

筆者GONはほぼ100%利用します。

今の職場は最寄り駅にローソンが入っています。

それは使わずに現在は缶コーヒーを自動販売機で80円で飲んでいます。

サブスクが利用できるようになると缶コーヒーからサブスク利用になるでしょう。

ただ、異動で勤務地が変わった先にローソンが近くになければ利用しないかもしれません。

そんな立ち位置ですが、全国展開は来て欲しいですね!