コーヒーの新しい取り組み!?トリゴネリンとは

どうもGONです。

カフェイン、ポリフェノールなど様々な成分があるコーヒーですが、新しい成分が着目されました。

認知症予防にもなるといわれる成分です。

それがトリゴネリン。

どのようなものでしょうか。

血管機能改善につながるトリゴネリン

トリゴネリンは一酸化窒素の生成を促し血管機能の改善につながる効用があります。

それに伴い脳の老化やアルツハイマーの予防にも効果があるとされています。

トリゴネリンはコーヒーの生豆に多く含まれていることがわかっています。

ただ、熱に弱く、焙煎する時点でほとんどが失われてしまうとのこと。

熱により分解され、ニコチン酸に変化するのですが、これはナイアシン(ビタミン3)のことで、たばこに含まれるニコチンとは違う成分です。

ダイドーが高年齢層向けコーヒーの研究をスタート

缶コーヒーで高いシェアを誇るダイドードリンコ株式会社が、つくば大学とトリゴネリンに関する共同研究をスタートさせました。

従来通りの焙煎ではトリゴネリンは消失してしまうので、焙煎時にトリゴネリンが失われないようにする特殊な焙煎とかなんですかね。

もしこれが成功したら、認知症だけでなく動脈硬化や血栓などの血管に関連した健康食もできそうでいいですね。

プレスリリース/ニュースリリース配信の共同通信PRWire

NOAH COFFEEが特殊焙煎により先行して販売

鹿児島のNOAH COFFEEさんがトリゴネリンを失うことなくコーヒーを焙煎した商品を発売しています。

鹿児島大学との共同研究で、遠赤外線でコーヒーの実ごと焙煎することでトリゴネリンを残し仕上げています。

また、100%国産の稀少なコーヒーでもあります。

国産珈琲果実100%「果実の極(かじつのきわみ)」100g | Noah Coffee

スペシャルティコーヒーと国産コーヒーをご提供しています。ハンドピック、遠赤外線焙煎、少量焙煎により、更にピュアなスペシャルティコーヒーをお楽しみください。また、沖永良部島に自社珈琲農園を持ち、コーヒーの産学協同研究・開発なども手がけ、コーヒーのこれからを創造しています。 国産珈琲果実100%「果実の極(かじつのきわみ)」100g

一つだけではないコーヒーの使い方をみよう

コーヒーの皮を使用したカスカラティや、使い終わったコーヒー粉の再利用など、コーヒーの新たな使い方が新しくみられてきました。

SDGsのうごきもあり、多様な研究が多くなされていることの現れですね。

皆さんも、普段飲んでいるコーヒーについて、いろいろと探ってみてはいかがでしょうか。