ミル挽き珈琲の自販機でおなじみ、丸の内管財が債務超過につき特別清算

サービスエリアなどにあるミル挽き珈琲を過去に運営していた会社、丸の内管財が特別清算を発表しました。

丸の内管財が特別清算 「ミル挽き珈琲」展開―帝国データ:時事ドットコム

民間調査会社の帝国データバンクによると、「ミル挽き珈琲」の名称で知られる自動販売機事業を展開していた丸の内管財(旧トーヨーベンディング、名古屋市)が1日、名古屋地裁に特別清算を申請した。コロナ禍で高速道路のサービスエリアなどでの販売が低迷する中、不適切な会計処理が発覚。大幅な債務超過となり自力再建を断念した。 東京商事が特別清算 負債1004億円、令和最大 …

同意のもと行われる清算手続き※破産手続きよりも柔軟

特別清算とは債権者の同意のもと債務者に処分権のあるまま行われる清算手続きです。

特別清算と破産の違い

丸の内管財は消滅してしまいますが、ある程度の裁量を与えられる破産手続きよりも柔軟な手続きとのこと。

丸の内管財はコロナ禍による利益の低迷や不適切な決済の発覚により負債額111億にも登るようです

ミル挽き珈琲はトーヨーベンディング運営

丸の内管財からトーヨーベンディングが分かれた形で運営されています。

なので今回の特別決算によりミル挽き珈琲が無くなるというわけではないようです。

ミル挽き珈琲はサービスエリアで目立つ面白いコーヒー自販機

ミル挽き珈琲はサービスエリアや病院などに設置されています。

硬貨を入れてボタンを押すと「コーヒールンバ」が流れ、ディスプレイからコーヒーを抽出している様子が写しだされます。

従来の自販機はランプが点灯するのを見て出来上がりを待つだけでつまらなかったのですが、このミル挽き珈琲は音楽と映像で待ってる間も楽しめます。

テレビ露出もここ数年で増えたような気がします。

今回の特別清算によりミル挽き珈琲が無くなるわけでないので、サービスエリア等で見つけたらぜひ試してみてください。

トーヨーベンディングウェブサイト