国で選ぶコーヒー グアテマラ

2021年11月7日

コーヒーを国別でみてみようという記事です。

コーヒー選びの第一歩としてどうぞ。

今回はグアテマラ。

コーヒー以外ではあまり聞きなれない名前ですね。

中南米に位置するコーヒーやブロッコリーの有名原産国

https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/kaigaijoho/1809_kaigaijoho02.html

隣国のエルサルバドルやホンジュラス、コスタリカもコーヒー原産国で有名ですね。

赤道に近いコーヒーベルト帯に位置しています。

ほかにブロッコリーやバナナなどの農産物も多く輸出しています。

フルーティな酸味と上品な香り、サードウェーブで日の目

フルーティな酸味と華やかな香り、コクが深いグアテマラのコーヒーは、サードウェーブで日の目を浴びました。

上品なコーヒーなのでシングルでも、コクが深いのでブレンドでも使われます。

グアテマラは地域によってこそ差異はありますが、雨季や日照時間がコーヒーの栽培に適しています。

精製方法はほとんどがウオッシュドです。

標高によって等級が変わる

グアテマラのコーヒーは生産地の高度で7等級に分類されます。

・SHB(ストリクトハードビーン)→標高1350m以上

・HB(ハードビーン)→標高1200m~1350m

・SH(セミハードビーン)

・EPW(エクストラプライムウオッシュド)

・GW(エクストラ グッド ウォッシュド)

アラビカ種、ブルボン種、ティピカ種とさまざま

グアテマラのコーヒーはアラビカ種がメインです。

アラビカ種からさらに詳しく、ブルボン種、ティピカ種、またパカマラ種も流通しています。

大もとはアラビカ種ですが、より細かく分類した品種を個別に栽培している特徴です。

品種によって味も変わるため、バラエティに富んだものが多いことがグアテマラのコーヒーです。

代表的な地域

・アンティグア

 →火山に囲まれており、日照時間や寒暖差などコーヒーの木栽培に適している。

 →人気のあまり偽物が流通。APCA(アンティグア生産者組合)が発足。

・ウエウエテナンゴ

 →エル インフェルト農園が有名 ブルボン種も有

・サンマルコス

 →繊細なフローラルフレーバー、際立った酸味、ミディアムボディ

 →ブルボン種が多い

・アティトラン

・コバン

・フライハーネス

・ニューオリエンテ

・アカテナンゴ

終わりに

以上、グアテマラのコーヒーの特徴でした。

シングルオリジン(単一農園)、品種で飲み比べができるサードウェーブコーヒーの代表格です。

スターバックなど大手も取り扱いがあるので目に留まりやすいということもあります。

ぜひ飲み比べもしてみてください。