コーヒー用語解説「ナチュラル」

コーヒー用語解説のお時間です。

今回は「ナチュラル」

精製方法のひとつ

ナチュラルという精製方法のひとつです。

栽培されたコーヒーの実を収穫し、コーヒー豆として精製する際の手法の一つです。

手法としては一番古い手法です。

ブラジル、エチオピアなど乾燥した地帯でよくみられます。

そのまま乾燥→脱穀

収穫したコーヒーの実を、ハンドピックで選別したあと棚板にのせ乾燥させます。

乾燥が終わったら果肉を取る脱穀作業を行い、コーヒー豆として出荷されます。

乾燥させている間にコーヒーの実の甘味成分が豆に染み、甘い風味がでやすいといわれています。

ほかに水洗式もありますが、水を使わないナチュラルは環境に優しい、経費が掛からないという利点があります。

また、天候に左右されやすく、選別にも限界があり欠損豆が出やすいという特徴もあります。

欠損豆については生豆の状態で流通する際、再度選別されロスになるというわけではありません。

使用例

A「このコーヒー豆はナチュラルです」

B「わたしもナチュラルです」

B「この馬鹿!!!」

A「そういう意味ではないです」