コーヒー用語解説:ティピカ
コーヒー用語解説のお時間です。
今回はティピカ
アラビカ種の最も歴史の長い品種
ティピカはアラビカ種の中でも最も歴史のある品種です。
17世紀ごろにエチオピアから中東イエメンに伝わったとされています。
また、オランダからジャワへ伝わりやがて中南米へと広がっていきます。
品種改良が進み、単一品種が減少している状況
ティピカは最も長い歴史を持つ品種ですが、ブルボン種やカトゥーラ種といった品種改良が増えています。
アラビカ種はコーヒー収穫の70%を占めていますが、ティピカ種単一での収穫は難しく、流通量が極めて低い状態となっています。
現在は品種改良に使われていることが多いです。
100%ティピカのコーヒーは高価なものとして取り扱われています。
アラビカ流通のベースに、また高級品に
昨今のコーヒー流通のベースになったティピカですが、ティピカ種単一でのコーヒー豆も見直されています。
お近くのコーヒーショップの限定商品をチェックして、ティピカがあれば是非手に取ってみましょう。
使用例
A「ティピカ飲んでみたいな」
B「アラビカ=ティピカなんだけど、ティピカ自体ではないからね」
A「大分類と小分類みたいな」
B「それを言うなら広義と狭義じゃない?」

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