コーヒー用語解説:カッピング

コーヒー用語解説のお時間がやってきました。

今回は「カッピング」

カッピングはコーヒーの味のテスト

カッピング(cupping)はコーヒーの味や品質をチェックするためのテストです。

カッピング用の評価シートもあります。

コーヒー豆を販売する際の評価にも使われます。

カッピングコンテストで入賞すれば高値で取引されることも

カッピングテストは世界各国で行われています。

評価方法が決まっているので、品質の良い豆を見つけることができます。

カッピングで高得点をとれば、それだけの評価がついたというこになります。

評価の高い豆は高値で取引できますね。それだけの評価があるので。

ふつうの味見ではないカッピング

カッピングはふつうの飲み方ではありません。

カッピング用の深いスプーンを使います。

via:monotaro.com

このスプーンで勢いよく吸い込みます。

その際「ピュイっ」という高いおとが出たり、「ズズズっ」というすすり音が出ます。

あまり好きではない音ですが、舌触りや苦さを的確に評価するために必要です。

また、カッピングは一度に数10杯も行います。

口の中に前のコーヒーの感触が残っては正確な評価ができません。

なのでバケツに吐いて捨てることもあります。

カッピング用のコーヒーも普通に抽出したものではなく、粉をお湯に浸しておいただけのもので評価します。

カッピングによって味の評価がされ、ポップにあるような味の解説もできるようになります。

カッピング大事。

それでは最後に使用例です。

使用例

A「カッピングのやりかた教えて」

B「まずテレビのリモコンを」

A「それはザッピング」

B「のし紙はお付けしましょうか?」

A「それはラッピング」

B「はい!エスプレッソのときにいれるやつ!」

A「それダンピングじゃねーか!」