人のコーヒーを笑うな
どうもコーヒーブロガー@gonsaemonです。
コーヒー生活が今急激に変わってきてます。
カフェでも無く、家でも飲まないコーヒー
ここ10年で、コーヒーの年間消費量が10万トンも増えています。
統計資料 | 全日本コーヒー協会
一般社団法人全日本コーヒー協会の公式サイトです。
しかし、喫茶店のコーヒー消費量は横ばいであるということは、カフェ以外でのコーヒー消費が多くなっている、ということですね。
食品新聞社は統計は出していないですが、仮に「喫茶店と家庭内でのコーヒー消費量の、コーヒー年間消費量の伸長率が伸び悩んでいる」という意味で書いたのであれば、私たちも考えることができます。
カフェだけで無く家庭でさえもコーヒーを飲まないとなると、サードプレイスならぬ「フォースプレイス」で飲んでいる、ということになりますね。
ネスレはブルーボトル、スタバとタッグを組む
ネスレ、スタバの小売事業の買収交渉
【ジュネーブ=細川倫太郎】食品世界最大手、ネスレ(スイス)が米スターバックスの一部の小売事業の買収交渉を進めていることが4日、明らかになった。スイスメディアなどが報じた。近く合意に達する見通しという。ネスレはスタバのブランド力を獲得し、米国市場を中心に攻勢をかける狙いがあるとみられる。 …
スイスに本社を構えるネスレは、スターバックスの小売事業を買収するという報道がありましたね。
以前、ブルーボトルコーヒーを買収したネスレでもあるので、販売チャネルが大幅に広がった、ということにもなります。
当然小売業界にも影響はあると思います。
アンテナショップを立てるのか、コーヒースタンドで攻めるのかはまだわからないですが、いずれにせよブルーボトルコーヒーとスターバックスがより身近に感じられるのかなあと思います。
キーワードは「オフィス」「デリバリー」
スターバックスは、オフィス用コーヒー事業をスタートさせました。
スタバ、オフィスコーヒーに参入 専用マシンを開発
スターバックスコーヒージャパンは15日、オフィスコーヒー市場に参入すると発表した。コーヒーマシンを自社開発し、オフィス内やホテル、レジャー施設などこれまで出店が難しかった場所でコーヒーを販売する。店舗と同じ豆を使い、品質の高さとブランド力を売りにする。5年で500カ所での導入を目指し、先行するネスレ日本やUCC上島珈琲などに対抗する オフィス向けのコーヒーマシンを発表する水口CEO …
エリア内であればポットサービスも行なっているらしいです。
ミーティングや来客対応にコーヒーを利用できるようになります。
また、東京都品川区では宅配ロボットがコーヒーをデリバリーする実験が行われています。
https://response.jp/article/2018/03/19/307403.html
もう既に、コーヒーを飲むために時間をかける必要はなくなってきたんですね。
こだわり派はもっと拘れ
コーヒーデリバリーの欠点は「淹れてから時間が経っている」ことです。
どんなに密閉しても、時間が経つというイメージだけで味は変わってくるものなので、こだわりたい人には向きませんね。
さほどこだわらなくても、「美味しいコーヒー」がわかってきている現在なので、こだわる人はもっとこだわらないと、「コーヒーはどれも一緒」と思われかねません。
ワインでも同じような事言っている人多いんだから。
だけど攻撃するのはよくないよね。
より棲み分けがはっきりしていく「うまい」
コーヒーがより広まってくることで、シーンごとにコーヒーの活用する棲み分けがはっきりしてきました。
セカンドウエーブの時のアレンジコーヒーも、ブラック派には「なにそれ?」と思うかもしれませんが、こうやって考えると「棲み分け」なんですよね。
次に出てくるのは「有名バリスタが淹れないとコーヒーじゃない」「シングルオリジンじゃないと美味しくない」といった意見も出てくるんじゃないでしょうか?
何度でも言いますが、コーヒーの味は昔と比べてより美味しく、より多様になっています。
自分の派閥をアピールするのは大いに結構ですが、ほかの人の派閥を攻撃するのはナンセンスじゃないでしょうか?
人の数ほどコーヒーはあるんじゃないかな、と名言っぽいことを言ったところでこの記事は終了です。
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