コーヒー用語解説「アナエロビック」
コーヒー用語解説のお時間です。
今回はアナエロビック。
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嫌気性発酵=アナエロビック
近年あたらしく用いられている手法です。
嫌気性発酵といい、酸素を抜き操作することで従来とは違う発酵を用いる手法です。
同じ嫌気性発酵としてぬか漬けがあがります。
(ぬか漬けは嫌気性発酵なのでかき混ぜてください、という用いられ方)
ナチュラルやウオッシュなどの各精製方法の内での話になります。
なのでアナエロビックナチュラルや、アナエロビックウオッシュドといった名称になります。
ウオッシュドの最中にアナエロビック発酵をする、みたいな感じ。
風味はより複雑で、甘く、力強い特徴となります。
コーヒー研究による賜物
ハニー精製法もありますが、精製の過程で風味を作り上げようというコーヒー研究が進んでいます。
焙煎時に香りづけするフレーバーコーヒーとは違い、新しいコーヒーを生み出す研究です。
2014年コスタリカCOEで出品されたことで注目を受けました。
また、2020年冬にタリーズでも限定販売されています。
これからどんどん増えていきそうですね。
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